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平成19年10月27日(土)
2時教習 技能教習2 走行練習

前回の模擬運転から一転、実車での運転教習です。しかも外は大雨でした。車の動かしかたから目配りの方法など基本的な内容を教わりました。

初めての実車運転

今回は第2回の技能教習という位置づけですが、前回は模擬教習というシミュレーターを使った技能教習だったので、今日が実質1回目の技能教習、初の実車教習でした。初日というのに外は大雨。先が思いやられます・・。

教習原簿を配車カウンターの受付箱へ入れ緊張しながら教習時間がくるのを待っていました。時間になり「今日が初の実写教習になるので助手席でお待ちください」と言われたので教習車の助手席で待っていると、担当の指導員の先生が「運転席でいいよ」と言われるまま早速運転席に乗り込みました。

いきなり運転

今回の教習は「車に慣れる」ということで、教習時間の50分間を教習所場内の外周を、ひたすら右回りしたり左周りしたりし続ける内容でした。最後の方はぐったりでしたが、たくさんのことを教わりつつ、注意されつつで何とか無事教習を終えることができました。

指導された内容

「目配り」が大事

教習の中で何度も指導されたのが目配りでした。曲がる時は曲がりたい方の遠方に視線をやるのがうまく曲がるポイントだそうです。ついついフロントガラスの範囲で見てしまうのですが、実際はもっと広い範囲で見なければいけないそうです。左に大きく曲がるときなどは助手席の横の窓から前遠方を見るくらいです。こんなに広く使うものとは思ってもいませんでした。視野を広くつかって遠方へ目配りすることで、車体は思い描いたカーブを描いて曲がってくれるということです。

ハンドルを切る量も曲がる方向で変わってくる

ハンドルを回す量も右に曲がる時と左に曲がる時とで変わってくるというのも意外でした。今もなんだかピンときていませんが、右に曲がる時には小さく、左に曲がる時には大きく切る必要がありました。ハンドルをどれだけきればどれだけ曲がるのかいまいち感覚がつかめませんでしたが、これも目配りができるようになれば自然と回す量も身に付くということでした。

ハンドル操作

ハンドルを切る操作についても、回したい方向に押して回すようにするなどやり方が決まっていました。ハンドル下部を引いて回してしまってはしっかりハンドルを握れない、ハンドルにうまく力を乗せられないなど、誤操作の危険があるそうです。

ハンドルを握る位置

ハンドルを握る位置は、ハンドル中央よりも上部を親指を添える形で握らなければいけません。これも意識していないとついつい中央を握ってしまい何度か注意されてしまいました。中央を握ってしまうと曲がりたいと思ったとき、ハンドルに力を乗せにくく危険なのだそうです。

車体感覚(車体の幅)

車体感覚もさっぱりわからず、左端を走っているつもりが自然と走行車線の真ん中に寄ってしまっていました。助手席の教官が車体の左端を足でどんどんやって「ここが車の左端だから、ここを意識して左に寄るように」と教えてくれたので若干イメージは沸くようになりました。ただ、それでもやはり真ん中寄りを走ってしまいましたが・・。車体の幅など、車体感覚は体で覚えていくしかないそうです。

カーブへの進入

カーブ直前でブレーキをかけてしまい注意されました。カーブに入る前に早めに減速して、カーブへは軽くアクセルを踏んで入るくらいがちょうどいいらしいです。ブレーキをかけながらのハンドル操作は、道路コンディションによってはスリップする危険がある様です。

カエルが・・

大雨の中車を進めていると前方にカエルが1匹・・。さすが東京とはいえ多摩川土手沿いの教習所。。指導員の先生が「カエルは踏みたくないよね〜」とハンドル操作を手伝ってくれて回避できましたが、よりによって初めての教習で出てこなくても・・という感じでした。

教習を終えて

外周を回るだけの簡単な教習でしたが、ほんとに疲れました。こんなにたくさんのことを意識しながら運転しなければならないなんて思っても見ませんでした。先が思いやられます・・。

- 後記 -

実車による初めての教習ということもあり、みなさん言われた通りに運転するだけでいっぱいいっぱいだと思います。ただ、限られた教習日程の中で走らせていれば良いという教習はこの回だけで次からは「幅寄せ」という車を歩道に寄せて止める練習が始まるなど、難易度は急激に高くなってしまいます。事前に教本など読んでおき、「簡単なのは今回だけ」と肝に銘じて臨む様にするとより効果的な練習ができるはずです。

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